「キキクル」
皆様こんにちは。
みなさん「キキクル」をご存じですか?
「キキクル」は、気象庁がホームページで発表している土砂災害、浸水害、洪水の危険度分布図です。
名称は「危機が来る」をもじったもので、鹿児島県の小学生が考えたのだそうです。
気象庁ホームページ 気象庁 Japan Meteorological Agency (jma.go.jp)
タイムリー(10分毎)に土砂災害、浸水害、洪水の危険度の変化が表されており、地図の縮尺も最大1/20,000とかなり細かくできます。
つまり、自分がいる場所に迫っているリスクが簡単に詳しくわかるという優れものです。
地図上からリスクを把握する・・・といえばハザードマップが思い浮かびますが、ハザードマップは過去の気象データから所在地が抱えるリスクの有無やその程度を把握し、防災・減災に使うものです。
それに対し「キキクル」は、既に発生しているリスクに対し、避難の要否や避難する場合のタイミングや手法、方向を決めるためのものとなります。
ここ数年、「数十年に一度のレベルの大雨」「命を守る行動を」など、少し前までは聞いたことがない言葉を聞く機会が増えました。(数十年に一度が一年に何度も起こってないか?と突っ込んでいるのは私だけではないはずです)
自宅や勤務先など、所在地のリスクがわかっていたり、危険が迫ってくるのがわかっているなど、避難の要否が容易に判断できたり、余裕をもって避難できるにこしたことはありませんが、寝ている間に大雨になっていたり、出先でその場所のリスクがわからない、避難するにもどちらに行けばいいのかわからないという状況も考えられます。
また数十年に一度の大雨であれば、経験則での判断は危険な場合も考えられますし、命を守る行動には「避難しない(屋外にでない)」という選択肢も含まれます。
そんな時に自分がいる場所のピンポイントでのリスクが把握できるキキクルは非常に有効です。
大雨が降ったときに、ぜひご活用いただき「命を守る行動」の判断基準としてください。
尚、雨量(正しくは雨雲の動き)がわかる「雨雲レーダー」も改修されたようです。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、これはかなりの優れもので私はしょっちゅう使っています。
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